胸にニキビや吹き出物が！メンズの治し方とは？
男性のみなさんは、胸にニキビが出来たことはありますか？
一旦出来てしまうと、顔のニキビや吹き出物以上にやっかいな存在の胸のニキビですが、
原因は様々なものが複雑に絡み合っていることがあります。
中々治らない胸のニキビや吹き出物の対処法をご紹介します。
男性の胸のニキビや吹き出物の原因とは
女性の悩みの1つである胸のニキビや吹き出物ですが、
男性の場合でも、胸のニキビや吹き出物に悩むことはありますよね。
男性の胸のニキビや吹き出物は、
主に皮脂の分泌を促進させるエストロゲン、プロゲステロン、
テストステロンというホルモンが関係してくることが原因にあげられます。
女性ホルモンのエストロゲンは、肌本来のバリア機能を支えてくれ、
皮脂分泌を抑えてくれる役割もあり、別名「美肌ホルモン」と呼ばれます。
一方プロゲステロンは、皮脂分泌を促し、ニキビや吹き出物の原因となります。
男性ホルモンのテストステロンも、
ニキビや吹き出物の原因となる皮脂の過剰分泌を促し、
結果的にニキビの原因であるアクネ菌の繁殖へと繋がってしまいます。
女性ホルモンのエストロゲン・プロゲステロンと、男性ホルモンのテストステロンは、
ストレスなどによってホルモンの微妙なバランスが崩れると、
調和が乱れてしまい、皮脂分泌が過剰になってしまうのです。
男性ホルモンについては、過去の記事でもご紹介しております。
胸にできたニキビや吹き出物を治すには？
胸は清潔にしていれば、ニキビや吹き出物が出来ないのでは？と思いがちですが、
胸は汚れや皮脂が溜まりやすく、意外とニキビや吹き出物の温床になりやすいです。
ボディソープやシャンプーなどは、しっかり流さないと成分が肌に残り、
そこから炎症が起こったり、毛穴が詰まることで、ニキビや吹き出物が発症します。
だからと言って、タオルやブラシでゴシゴシと拭くのはＮＧです。
肌を傷め、逆にニキビや吹き出物を悪化させてしまうので、
なるべく柔らかいもので優しく拭き取りましょう。
また、シャンプーは最初に行うと、下に向かって洗うことになりますので、
洗い残しの心配がありません。
胸は、顔とは違って、常に衣類を見につけていますので、
下着や服の刺激が肌の荒れに繋がる場合もあります。
かゆかったり、チクチクとした感覚がある場合は、
その衣服が肌に合ってない可能性がありますので、
天然の素材に切り替えると改善する場合があります。
化学繊維の服は、風通しが悪いので、肌の乾燥を招きますが、
それに比べて、綿や麻、絹で作られている天然物は、
汗を吸収し、肌の荒れを防ぐと同時に、低刺激なので、チクチク感が少ないです。
他にも気になる場合は、洗濯の際に、洗剤や柔軟剤を見直したり、
すすぎ残しがないか、チェックしてみましょう。
また、不規則な生活や食事などが影響していることも大いに考えられます。
脂っこい食事や甘いものを好んで食べていると、
脂質や糖質を多く取りすぎて、皮脂の過剰分泌を促すことになります。
食事には肌のターンオーバーに必要なビタミンBやビタミンC、ビタミンA、
ミネラル、カルシウムや食物繊維などを積極的に摂取するといいでしょう。
摂取するのが難しい場合、サプリメントで補うのが簡単でおすすめです。
そして、睡眠不足やストレスからくる、ホルモンバランスの乱れも問題です。
睡眠時間がもったいないからといって、十分に寝ていない人も多いかもしれませんが、
最も肌の再生が行われるのは寝ている間なのです。
なので、睡眠が不足すると、肌荒れへと直結してしまいます。
しかも、睡眠不足はホルモンバランスを乱し、自律神経も狂ってしまうので、
体の体内時計がうまく働かず、気分も優れません。
また、ストレスは溜めすぎると病気にも直結してしまうので、
出来る限りリラックス出来る環境を作り、
息抜きや、好きな事をすることでストレスを解消しましょう。
胸のニキビや吹き出物に重要な保湿方法
そして、肌が乾燥していて胸にニキビや吹き出物が出来ることもあります。
胸の乾燥は顔に比べて中々気付きにくく、保湿はあまりされません。
なので、乾燥によって肌表面が体を守ろうと過剰に反応し、皮脂が分泌されるのです。
しかしそこから毛穴の詰まりが起こり、ニキビへと変化するので、
男性の場合でも、化粧水やボディクリームなどで保湿するとよいでしょう。
しかし、適当に保湿すると、体質によっては悪化する可能性がありますので、
油分の多い人はさっぱりタイプ、逆に乾燥肌の人は、油分の多い種類を使うなど、
自分の肌と体質に合ったものを見つけることが重要です。
また、このようなセルフケアでも治りが遅い場合、
皮膚科に行って薬を貰ったほうが、痕にもならず衛生的です。
まとめ
胸にできたニキビや吹き出物は、顔のニキビや吹き出物と違って、
きちんと対処すれば治るものが多いですが、
もし膿や痛みがある場合は、放っておくと悪化したり、
ほかの部分にも広がる可能性がありますので、
速やかに皮膚科を受診することをオススメします。
